父親が残した借金地獄で母親が心中して死にたいと言った体験談。

父親が失踪し、残された家族にその負担が来ました。
父親が勝手に母を保証人にしていたのです。

何にお金を遣ったかというと、女の人と事業の失敗でした。
父は自営で仕事をしており、その付き合いなどで大きな金額を遣っていたそうです。
プラス女性に。

仕方がないので母が借金を返すことになったのですが、父の親戚からは「嫁がしっかりしていないからこんな事になったのだ」と責められ、母の親戚からは「そんな男を選んだお前が悪いんだ」と罵られました。
そしてやっと連絡のとれた父親からは「お前が怖くて言い出せなかった」と言われたのです。
誰も味方はいません。

このまま生きていても借金を返していくだけの地獄のような人生です。
子供である私たちを残していくのは不憫だと思ったといいます。
「ドライブにいこう」と母に誘われました。
車に乗り込み、私と妹は久々のドライブを楽しみます。

母がポツンと「あなたたちは生きていたい?」と聞いてきました。
私は「別になぁ」と答えました。
妹は何かを察したのか「生きていたい、死にたくない」と答えます。

アクセルを踏む力が強くなり、車の速度も速くなります。
「苦労するけどいいの?」という母の声。
妹は「いいよ、かまわない」といいます。

私は(別にそこまで必死に生きなくてもなぁ)と思ってしまいました。
母が泣きながら車を停めます。

本当は死にたい・・、今心中しようと思っていた」という母の声。

何とか心中を思いとどまらせたのは妹でした。
それから母は借金地獄に強い弁護士さんを探し、返さなくてよい分のお金は返さないことで決着がつきました。
私も妹も母も、心中せずに、まだ生きています。
父親はどうなったのかも知りません。

参考サイト:借金地獄で死にたい?そんな必要はありません!